自己紹介

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2003年から毎年京都市美術館で開催している「LINK展」のブログです。 過去の展示の様子や参加者の紹介をご覧いただける公式WEBサイトはこちら。 http://link-ten.com/

2015年9月5日土曜日

【LINK展インタビュー企画】平面作家 菊池 ルイ



平面作家
菊池 ルイ
Rui Kikuchi















































略歴

1980年兵庫県生まれ
2005年渡仏
Ecole des Beaux-Arts de Versailes
(フランスヴェルサイユ芸術学校/美術専攻)入学、修了
2009年帰国、同年よりLINK展、他グループ展、アートプロジェクトに参加
電信柱を主に描いています。





































これまでのLINK展に参加して経験したこと、感じたことなど。

リンク展は様々な世代が参加しており、毎回とても楽しみにしています。
捉える題材も社会的なことが多く、自分と社会が向き合えるとても特別な展覧会です。




今年のLINK展参加への意気込みや目標など。

「I was there」とても気に入っています。
個人としては、色んな境界線を越える、小さな発見や声、存在も含めて、「瞬間」を自分で感じながら励みたいです。
普段美術館に足を運ばれない方にも気軽に来てもらえたらいいなぁと思っています。




LINK展13

2015/9/22(tue)-9/27(sun)

9:00-17:00 (lastday 15:00)

京都市美術館本館2階
Kyoto Municipal Museum Of Art

入場無料
Admission Free

主催:京都リンクプロジェクト





2015年9月2日水曜日

【LINK展インタビュー企画】 池田 宏介




池田 宏介
Hirosuke ikeda























略歴

1982年 京都市生まれ
京都精華大学洋画卒




これまでのLINK展に参加して経験したこと、感じたことなど。


LINK展には第8回展から参加しています。10回展からは副実行委員長、広報などで実行委員としても活動しています。
僕にとっては大学を卒業した後、社会で作品を発表していく切っ掛けをくれた場所がLINK展でした。LINK展は大きな会場で、かなり自由な表現が可能で、経験豊富なアーティストの方々と、同じ土俵で闘える場所だと感じています。
堅苦しさがないけれど、趣味でやってるわけじゃないというところがLINK展のいいところでしょうか。
現在京都リンクプロジェクトは(LINK展の主催団体)年に一度の京都市美術館でのLINK展が ほぼ唯一の活動の場となっていますが、今後はもっといろいろな展覧会や研究会などを出来ればいいなと思っています。
出品者の方は実行委員になって分かることや得るものも、たくさんあるので興味のある方は実行委員に気軽に声をかけてみてください。作品は作らないけど展覧会の運営をやってみたいという方もお待ちしてます。




今年のLINK展参加への意気込みや目標など。


ここ数年、コラージュとペイントを重ねたような作品を作っています。昨年の12回展出品の「Delirium Tremens」という作品が初期の到達点だったと感じているので、このシリーズを続けるなら次に何が出来るのか模索中です。シリーズを続けると技術的に上手になっていくのですが、反対に初期の驚きや感動が薄れていくので、常に新しい要素を足して行こうと思っていますが、場合によっては全く違う作品を今年は出品するかも知れません。その辺りもLINK展を続けて見て頂くと面白いところだと思うので楽しんで頂けたらと思います。
「迷って、迷わない。迷わないけど、迷う。」そんなことが根本的な僕自身のテーマなのかも知れません。































LINK展13

2015/9/22(tue)-9/27(sun)

9:00-17:00 (lastday 15:00)


京都市美術館本館2階
Kyoto Municipal Museum Of Art

入場無料
Admission Free

主催:京都リンクプロジェクト







2015年8月23日日曜日

LINK展出展者会議 DM作業。

LINK展出展者会議 DM作業。



とても真面目なお顔の作業です。








LINK展出展者会議開催。

LINK展13の出展者会議が行われております。

展示の注意点の説明やDMの配布です。

まずは自己紹介から。

美術館は規定が厳しく、自由な表現をするために
みなさん具体的な話し合いをされています。



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LINK展13
京都市美術館
2015/9/22(火祝)-9/27(日)





2015年8月16日日曜日

【LINK展インタビュー企画】現代美術家 貴志 在介


























現代美術家
貴志 在介
Arisuke Kishi



略歴

1983 京都生まれ

2008 京都精華大学美術学部 卒

2015 願成寺古墳群美術展

2014 立体造形2014(ジャルフォ/同時代ギャラリー/アーティスロング)
2013 アートレインボープロジェクト(ドイツ・ロストックにて3週間滞在制作)
    京展2013 (彫刻部門・版画部門入選)
            貴志在介展 ~言の葉いずる表情者たち~(ギャラリー自由空間)
2012 日韓美術交流展(京都/韓国・ヘイリ)  
2004 LINK展(2014年まで毎年出品)
他多数

































これまでのLINK展に参加して経験したこと、感じたことなど。

僕が初めてLINK展に参加したのは大学一回生で、第2回展から参加しています。かれこれ10年以上の付き合いになります。
第4回、5回展と実行委員会に入り、8回展はDM制作担当、9回展は副実行委員長、10回展から今回展まで実行委員長と一出品者としてだけでなく、運営側の人間としても関わってきました。
運営として関わっているうちに、若い僕の発言でも真摯に向き合ってくれる先輩方がいることがLINK展の良さだなと感じました。
また20歳半ばから30代半ばくらいまでの作家が実行委員として入り、そしてベテラン作家がフォローする組織体制を組んでいます。それは、僕も含め若い作家の良い経験にもなっています。
LINK展は社会に対して美術というものの立ち位置を常に模索している展覧会です。LINK展は、宗教・政治・権威等に抑止されないことを前提としています。
また、毎年テーマがあるのは、その一年を通して向き合ってきた社会の実状を作品を通して表現してもらうことにもあります。
そのような作品がより多く並べば、一つの運動となっていくのではないかと思います。そしてまた、社会と向き合うわけですからリンク展としても作家としても新たな問題はどんどん出てきます。それは考えてもなかなか答えは出ません。しかし、常に模索を続ける事に意味がある気がします。
リンク展の強みは老若男女、世代を超えてアーティストが参加していること。これが重要なことだと感じています。今年で13回目です。世代を超えるからこそ、これからも常に社会と対峙できるのではないかと思いますし、共に対等に発言できる場所であるからこそ、次に進んでいける展覧会のように思えます。





















今年のLINK展参加への意気込みや目標など。

来場者3000人。と、今年のテーマに真摯に向き合ってくれる作家が増えれば、今まで以上に社会的な表現の作品が増えるのではないかと思います。そうなればいいなと思っています。




2015年8月4日火曜日

【お知らせ】第5回 SYO モデルサロン展





今回のLINK展13に、ご協賛いただいております「SYO モデルオフィス」様主催の展覧会のお知らせです。

コンサートも開催されますので、みなさまご覧ください。


◉第5回 SYO モデルサロン展◉
 2011年国民文化祭京都の後援でスタートしたSYO Model Office主催の展覧会が、本年よりギャラリーカトから京都市美術館別館に会場を移し、出展者も48名と規模を拡大して開催致します。
 5年目の記念展として展覧会場内で、「納涼プロムナードコンサート」と題したピアノコンサートを行います。
 作品をご覧戴きながら、スタインウェイが奏でる美しいピアノの音色とともに涼やかな夏のひとときをお過ごしくださいませ。
会期◆2015年 8/11(火)〜16(日)
       9:00〜17:00(入場は16:30まで)
会場◆京都市美術館 別館 第1展示室
 
 ☆☆納涼プロムナードコンサート☆☆
◆8/11(火)15:00〜16:00
   15(土)15:00〜16;00
ピアノ独奏◆エルマ ハネダ Eima Haneda
入場無料
後援 京都市/京都新聞
協賛 株式会社ジャパンビレッジゴルフ俱楽部/株式会社コンフィダンス/(株)ふたば楽器店/シエモア/Reina de Reina/花茂兵衛/神野エリー/(株)山村美紗オフィス/ SYO Model Office
主催 SYOモデルサロン展実行委員会
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出展作家一覧
阿刀 一心
アンダーソン 有子
飯田 鬼三郎
泉 和希
上野 光祐
遠藤 孝子
大角 昭夫
大角 拓央
掛田 靖
笠井 百合子
芝野 隆三郎
如庵
須藤 敏浩
そよか
高嶋 かりん
高林 敏雄
田中 建始(武)
田中 泰子
寺田 和美
寺田 光世
東郷 健
ナカオ シン
中澤 健和
二階堂 はな
西村 敬司
西村 朋子
野寄 耕平
エルマ ハネダ
吐山 若奈
平井 孝征
藤原 光雄
古川 悦子
別所 とあ子
桝井 智子
松田 真理子
三池 蘭次郎
宮島 明
三好 亜子
森 啓行
森川 五月
山口 かづ美
山田 勝
山村 祥
山村 巍
若松 美里
和氣 佐代子
高安 慶光&辻本 明子



(敬称略)







2015年7月18日土曜日

【LINK展インタビュー企画】宮田 恭伸 / ヤマゲンイワオ



はじめに 

京都市美術館で毎年開催している「LINK展」は2015年9月で13回展を迎えます。
これまでのLINK展をふりかえりつつ、さらなる躍進を皆様にリアルタイムに感じていただきたいと考え、ブログで出展者へのインタビュー企画をはじめます。
インタビューのはじまりとして、LINK展と深い関わりのあるお二人にこれまでのLINK展、これからのLINK展について語り合っていただきました。


写真右 / 宮田 恭伸
スコップ美術表現研究舎代表

写真左 / ヤマゲンイワオ
京都リンクプロジェクト代表























スコップ美術表現研究舎からLINK展へ 


池田  今回お二人に来ていただいているのはLINK展の12回の歴史の中で特に重要なお二人だと考えたからなんです。宮田さんとヤマゲンさんの目を通して、LINK展はどういった場所なのかブログを読まれた方に知っていただけたらと思っています。まずLINK展の話をする前に、LINK展の母体となったスコップ美術表現研究の話から始めていただけますか。

宮田 LINK展の第一回展を主催したスコップ美術表現研究は1995年に設立されました。ワークショップ主体の、ある種の学校のような美術研究所です。
現代美術は一見自由な表現が可能なように見えているけれど、経済的な理由や政治的な理由、あるいは社会状況の全般的な変化によって本当に自由な表現が出来ているんだろうかということを研究しながら実践を目的に活動してきました。
そしてスコップでは「写真」「版画」「ドローイング」などのワークショップを開催し、制作と研究を繰り返しました。そのうちに数年が経ち、その次の段階として今度はもう少し活動を外の世界へ広げようかなと思う時期がきました。





LINK展のはじまり



宮田 2001年頃に同時代ギャラリーにてスコップ展「私へのまなざし」を開催しました。いざやってみると面白い展覧会となり、一回で終わってしまうのは惜しいと感じました。そこで、2003年に京都市美術館の大陳列室を使い、21名の作家で名前も新たに「LINK展」が始まりました。

ヤマゲン スコップでやってきたワークショップというのはいろんな作家さんが講師を務めていて、スコップに行けば自分の興味ある分野だけではなくて、いろんな美術を知り、実践できる場所やったと思うんです。そのうちメンバーも講師も親しくなって、一種の美術サロンのようなそんな場でもあったと思います。そういう交流があってメンバーが増えてきた中で、じゃあみんな作品を作ってるんやからどこかで発表しようかという感じやったと思うんですよね。


宮田 そこからLINK展が始まった感じですね。たまには外へ発表して、より多くの人たちに見てもらおうじゃないかということが目的だったんです。





























スコップ主催のLINK展から、
京都リンクプロジェクト主催のLINK展へ  


ヤマゲン 僕はもともとはスコップに銅版画の講師として関わったのが最初です。その後、実行委員長としてLINK展にかかわるのですが、初めのうちはまさか自分がそういった立場になるとは思っていなかったから、その分はいい作品を作って参加することが自分の仕事だとそう思ってましたね。

池田 スコップ美術表現研究と、その延長線上のLINK展は宮田さんを中心に始まった。そしてヤマゲンさんが実行委員長をされた頃から、次のページのLINK展が始まったんじゃないかなと思うのですがいかがでしょうか。

ヤマゲン 宮田さんがLINK展の実行委員長をされて以降、数名の方が実行委員長を務めてくださいましたが、ある時、僕に頼めないかという話がきて。

宮田 その頃僕の体調が良くなかった頃で、LINK展の実行委員長として責任が持てない状態になっていました。なのでヤマゲンさんに助けてもらいたいとお願いしたわけです。

ヤマゲン 宮田さんがいろいろな美術運動や活動の場を作ったりしてるのを関わりながら見てたから、それを失くしてしまうのは惜しいというのと、何かの形で残したいというのはありましたね。それで引き受けることにしたんです。

宮田 ありがたかったですよ。

ヤマゲン いえいえ僕もいい勉強になって。そういう代表者になって何かをするというのは初めてやったし。

ただ最初は今までの流れがあるからそれを引き継いでくれたらいいという話やったんやけど、やるんやったら何か自分の形でしたい、関わった意味を持ちたいと思うとこもあって、自分のアイデアも出しつつLINK展に関わりました。この頃、主催団体もスコップから京都リンクプロジェクトという団体に移行し今に続くわけです。







若手が育つ場


ヤマゲン LINK展の実行委員長を1回2回と務めるうちに、見えてきたことがあって、これは美術の団体に限ったことではないのだけども、上に立つ者がずっと同じでは 周りが変わっていくのに変化に対応出来ひんという風に思うようになって、どんどん若い作家たちにも運営に関わってもらった方がいいんじゃないかと。

池田 若い子の力を信じて、彼らが活躍できる場所にしようということですよね。

ヤマゲン うん。でもそれは宮田さんもずっと取り組んでいること。でも今まで言葉としてLINK展の中で出てきてなかったところでもあって。
同じ立場で若い子たちにも役を与えてみるとかそういうことなんかなと思います。それはもしかするとスコップでの宮田さんと僕との関係がそうだったのかな。当時スコップの講師の中ではちょっと僕だけ若手で、任される中で成長できた部分があるなと思う。ちょっと無理かなと思っても、やってみるやらしてみることはいいことかなと思ってるね。


宮田 若い作家が社会に出て美術を発表していく機会を作っていくという気持ちは確かにあったね。

池田 LINK展のいいところの一つに、実績のある作家と、若い駆け出しの作家が同じ土俵の上で戦える環境というのがあると思います。


宮田 逆に日頃は先生と呼ばれているような作家の方たちも、もの凄い緊張感がある(笑。
ある種の現場性というか、作る人はどういった立ち位置で作品を作るのかということを現代の美術をやる人は僕は持ってないといけないと思うんですよね。

誤った意味での芸術至上主義ではない展覧会、言い換えると自分の好きなことをやってりゃいいんだといことではもうやれない時代に入ってきているという、そういうことを非常に強く意識した展覧会にLINK展は今なってきていますね。
そういう意味で言うと、日本国内でもなかなか稀有な展覧会だと思います。さっき言ったある程度経験を積んだ作家と若手が同じ土俵で同じ条件で戦えるという環境も、実はありそうでなかなかない。


池田 それは若い側としては面白いことなのですが、挑戦される側としたらどうなんですか。

ヤマゲン 僕はずっとチャレンジャーだとは思ってるよ。だからみんなライバルだと思ってるもん。それにそれぞれ持ってるもんは違うから、ないもんを補いたいと思うし、ベテランも何か自分にとって得るもんがないと出品しないと思う。

宮田 僕らにとってもLINK展に出すことで意外性があったり、刺激があったりするしね。











人と人とのはざま」

 

ヤマゲン LINK展のタイトルに「人と人とのはざま」というのがあって、LINK展はただ作品を作って出す展覧会じゃなくて、見る側ともつながることを望んでいるのが一貫してるところやね。

池田 
そうですね。例えば実行委員になって驚くことなんですが、毎回のテーマを決めるのにこんなにエネルギー使うんだと。


ヤマゲン LINK展て作風も美術の捉え方もバラバラやけど、テーマがあることで一つになってると思うんよ。テーマの捉え方や作品への表し方もまた作家それぞれ違うんやけど、テーマを真剣に考えて作ることでLINK展は一つの展覧会になれると思う。それはLINK展にとって凄く大事なことやと思うねん。


「次の何か」がうまれる場所 



宮田 LINK展は日本の戦後美術の大きな流れとは少し違う位置から生まれたと思うんですよ。そこに意外性や面白さが生まれる可能性はあると、しかし、まだLINK展が何者なのかということは実験を続けていかないとわからないと思う。で、その実験を続けて行くためにはいくつかの打たんならん手があるように思うわけ。スコップでやったような実験的なワークショップを続けることなんかもしれないし、なにか新たな手があるのかもしれない。でないと小さくまとまって、小さく平均化されて、小さく収束していくような気がするんよね。なのでこの実験がまだまだ続けられるように、作家の制作面からバックアップも続けられるような そんな会になっていけばいいなと思いますね。
あともう一つは、LINK展の出品者からもっと突出したものが出て来ないかなと思いますね。それには矛盾するようやけど具体的な夢のようなものが必要なのかなと思いますね。


ヤマゲン LINK展の未来にはすごく期待をしてる。でもそれはこうなって欲しいとかいうことではなくて、戦後の美術が、大きな流れの中で一つの動きを持っていた時代から、僕らはそれが過ぎて混沌とした時代に多感な時期を過ごして、ずっとモヤモヤしている中で、そろそろ「次の何か」が生まれてくる気がして。
それはLINK展だけじゃなくて美術界全般を含めての話だけれど。そのきっかけにLINK展が関わっていけるようにならないかなと凄い期待感があります。見てみたい。次の何かが出てくる状態というのに出会いたくて、期待を込めてやっていきたいと思っています。

LINK展からうまれた「次の何か」が広がっていったりとか、そんなことになったら面白いよね。































Place : Osteria roi 
Interviewer : 池田宏介
Writer :  池田宏介 / 辻友香(ニャン)
photography :  辻友香(ニャン)
Producer : LINK展実行委員会
Adviser : 京都リンクプロジェクト